よーたブログ

ライフスタイルや旅行のことについて書いてます。

日光東照宮は何の為にあるのか。

 

日光東照宮は何の為にあるのか。

 

今週のお題「外のことがわからない」

 

関東出身の人は小学校の修学旅行といえば

日光東照宮ではなかったでしょうか。

 

正直、小学生の頃は全く興味が湧かなかったです。

 

でも今となってみると

日光になぜあんなに豪華絢爛な建物が

あるのだろうと思いませんか。

 

ずばり

家康公が「死んだら日光に祭って」と遺言を残した

からなんです。

 

なんで家康公がそんなことを言ったのか。

 

所説ありますが、江戸の真北にある日光で神となり

江戸と日本全土の安泰を願ったのではないかと言われています。

 

令和になった今でも家康公が日光から日本を

見守っているということでしょうね。

このことから、日光東照宮ってほんとに尊いことが分かります。

 

 

建築物としての価値

3代将軍の徳川家光公の命により

大規模の増築・改装が行われました。

 

費用は現在の価値で約400億円。

スカイツリーの建設費と同じくらいです。

 

世界遺産

日光東照宮は「日光山輪王寺」「日光二荒山神社」と合わせて

日光の社寺として、1999年世界遺産に登録されています。

 

 

代表的な建造物

陽明門

f:id:eyota:20200607185300j:plain

2019年11月撮影

 

東照宮の最初の門です。

世界一美しい門」とも言われています。

 

中央部には家康公の干支であるの彫刻があります。

その他、いろいろな生き物の彫刻がぎっしり飾られています。

 

f:id:eyota:20200607185329j:image2019年11月撮影

 

平成の大改修が終わり、ぴっかぴかでした!

近くで見ると、とっても細かくて感動します。

真下から見た迫力は圧巻です。

 

御水舎(おみずや)

参拝の前に手と口を清める施設です。

ほとんどの方が参拝前に立ち寄るのではないでしょうか。

この御水舎を置いたのは、なんと日光東照宮最初だそうです。

 

本社唐門

f:id:eyota:20200607185252j:image

2019年11月撮影

 

本社への正門です。

この門を通ることができるのは

祭典の時や国・公賓相当の方の参拝時だけです。

一般人ではくぐることはできません。

 

こちらも陽明門と同じく繊細な彫刻が装飾されています。

彫刻は中国の故事に基づいているそうです。

 

薬師堂

中に入ると「鳴き龍」と呼ばれる龍が

描かれている建物です。

 

龍の顔の下で木の板を叩くと

「ひゅ~」という龍の鳴き声が聞こえます。

不思議なことに顔から離れて

同じことをしても鳴き声は聞こえません。

 

代表的な彫刻

三猿

f:id:eyota:20200607185318j:image

2019年11月撮影

 

とても有名な彫刻ですね。

厩(馬小屋)にある彫刻で、

これ以外にも猿の彫刻が8つ施されています。

 

端から猿の生涯を描くストーリーになっています。

こちらも改修が終わりとても綺麗になっていました。

 

眠り猫

こちらも三猿とともに有名な彫刻ではないでしょうか。

猫が眠る姿は平和の象徴とも言われています。

 

想像の象

陽明門の手前にある上神庫(宝蔵)にある彫刻です。

狩野探幽という絵師が想像で

描いたのではないかと言われています。

 

 

総括 

調べていくと、ほんとに素晴らしい建築物であることがわかりました。

 

今も昔も様々な災害がありました。

大げさかもしれませんが、このような場所があったからこそ

江戸幕府そして日本が災害を乗り越えて

安泰・繁栄できたのではないかと思ってます。

 

これから先も家康公が日光から

きっと見守り続けてくれることでしょう。

 

行くだけではなく歴史的意味を知ると

ものすごいパワーを得られたような気がしますね。

パワースポットとはこういうことなのでしょうか。

 

皆さんも是非機会があれば行ってみてください。

周りには東照宮の他にも

グルメスポットや温泉などもたくさんあります!

癒されること間違いなしです。

 

そして自然の中にあり、とても気持ちがよいです。

ちなみに私が行った時期は、紅葉がとても綺麗でした。

f:id:eyota:20200607185309j:image

2019年11月撮影

 

基本情報

住所:栃木県日光市山内2301

Tel:0288-54-0560

入場料:1,300円

アクセス:東武浅草駅~東武日光駅 約1時間50分

駐車場:約200台

 

参考書籍

pen[ペン] No.400 「ニッポンの世界遺産 。」 2016年3月1号