一口馬主 「アランデル」が新馬勝ち
はじめに
ご覧いただき、ありがとうございます。
みなさんは最近、興奮したことはありますか。
私は一口馬主を始めて、最初の出資馬がいきなり勝利したことに興奮してしまいました。
感動の新馬戦
2020年7月5日(日)の函館5R 2歳新馬戦で初めての出資馬「アランデル」が勝利しました。
競馬を見てきた中で一番嬉しい勝利でした。
今まで応援している馬は何頭かいましたが、それとは比べものにならないくらい嬉しかったです。思わず目頭が熱くなってしまいました。
出走が決まってからレースまで約2週間、ずっとアランデルのことで頭がいっぱいでした。
メールを問い合わせする感覚のように、シルクのホームページやnetkeibaの掲示板を何度も開いて更新状況を確認していました。
そんな中での勝利。一夜明けてもまだ興奮が冷めません。
アランデル基本情報
父:ハービンジャー
母:ガラディナー
母父:サンデーサイレンス
馬主:シルクレーシング
生産者:ノーザンファーム
調教師:大竹正博
父ハービンジャーはイギリスのG1レースであるKGⅤⅠ&QES(キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス)で大差勝ちをした名馬です。ちなみにこのレースには後の凱旋門賞馬であるワークフォースも出走していました。
KGⅤⅠ&QES勝利後に、骨折が発覚して惜しくも引退してしまいます。
引退後は日本で種牡馬として暮らしています。
母ガラディナーはJRAで1勝クラスを勝利したのみですが、通算32戦と長い間頑張りました。母父サンデーサイレンスは言わずと知れた大種牡馬で、ディープインパクトなど数多くの名馬が誕生しています。
ともに近年では素晴らしい名馬を何頭も送り出しています。
調教師は大竹正博先生で、ブラストワンピース、ルージュバック、グレーターロンドンなど重賞馬を輩出しています。
レース回顧
出走馬は6頭と少頭数ですが、アークライト(全姉にG1馬ハープスター)という評判馬が相手にいました。
しかし今回の舞台となる函館競馬場は力のいる洋芝のコースです。
ヨーロッパの重たい馬場で活躍した父を持つアランデルの方が優位ではないかという期待を胸にレースを待ちます。
パドック評価は「ハービンジャー産駒らしく骨量(骨格がしっかりしていること)が富んでいて見栄えする馬体」と高評価で、更に期待が高まります。
レースがスタート。
一番人気のアークライトは少し出遅れ、アランデルはまずまずのスタート。
前半3F(600m)は39.5秒とかなりゆったりしたペースで進みます。これに嫌気をさしたのか、アークライトが先頭に立ち、ここから一気にペースが上がります。アランデルも負けじとこれをピッタリとマーク。
残り5F(1000m)はアランデルとアークライトが一騎打ちムード。
ラップタイムは12.3-12.1-11.9-11.6-12.2と、ロングスパート勝負になります。
そして最後にアランデルが抜け出し、見事に勝利しました。
出資したきっかけ
とりあえず初めてなので一口5万円程度を考えていました。
その中で気になったのが、ガラディナーの2018でした。
シルク×ハービンジャー×大竹厩舎といえば、2018年暮れのグランプリレース有馬記念で優勝したブラストワンピースと全く同じ組み合わせです。
しかも募集時の体高が163cm(平均約150cm)とかなり大きめです。
安易かもしれませんが、これらが理由で応募しました。
長い活躍を願う
新馬戦の勝ち上がり率は全体の約30%です。
ほぼ素人の私が出資した馬が新馬戦を勝てたことは、ほんとに運が良かったのかもしれません。
まだ新馬戦を勝っただけなので、大袈裟かもしれません。
でも嬉しいものは嬉しいし、期待してしまいます。
クラブや部活で親のほうが熱くなることって、よくありませんか。
これに近い感情なんだと思います。
勝ち続けることが一番ですが、とにかく無事で長い活躍を願います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。